松葉(まつば)柄の着物は冬・通年に着よう

松葉柄の着物の季節は冬・通年

松葉の着物の柄の画像
松葉が単独で描かれている場合は11月後半から冬に着るのがおすすめです。
松葉散らしなど総柄の場合は通年着ることができます。

松葉柄の着物の意味

針状の二股になっている松の葉を一組ずつ描いた柄を松葉といいます。
シャープな印象の松葉は、吹き寄せにおいても印象的に描かれています。

敷松葉しきまつばといって、日本庭園で冬の霜から苔を守るために松葉を敷くこともあります。
茶人は炉の季節になると露地に松葉を敷いて、その松葉の緑が茶色く変化する様子を風情があるとして楽しみました。

松葉はデザイン化しやすさもあり、家紋にも多く用いられています。

松葉と組み合わせることの多い着物の柄

松葉の着物であればこれらの植物の帯を合わせて季節感を出すことができます。


竹柄の着物は冬・春・正月・通年に着よう
竹柄の着物は冬・春・正月・通年に着よう

竹柄の着物の季節は冬・春・正月・通年 竹は冬でも緑を失わないことから、主に冬の季節感を表します。 写実的、かつ単独で描かれている場合は冬~春に着るのがおすすめです。 竹と雀を組み合わせた柄は、盛夏以外 ...

続きを見る


紅葉柄の着物は秋・通年に着よう
紅葉柄の着物は秋・通年に着よう

紅葉柄の着物の季節は秋・通年 紅葉は見頃となるのは11月末頃ですが、季節を先取りして葉が色づく前の秋に着るのがおすすめです。 紅葉は流水と組み合わせて表現されることが多く、その柄の組み合わせは竜田川と ...

続きを見る

松葉に関連する着物の柄


松柄の着物は冬・正月・通年に着よう
松柄の着物は冬・正月・通年に着よう

松柄の着物の季節は冬・正月・通年 松は通年着ることができます。 松の着物であれば通年着ることができるため、帯によって季節感が出せます。 着回しができるため重宝する柄となっています。 松は、冬でも色が変 ...

続きを見る


四季草花(しきくさばな)柄の着物は秋・通年に着よう
植物の着物の柄

着物の柄に用いられる植物を一覧で紹介します。 基本的に、花だけがデザイン化された柄は通年、花とともに茎や葉が描かれた写実的な植物の柄は季節に沿って着るのがおすすめです。 植物の着物の柄一覧

続きを見る

松葉柄の着物の関連商品

楽天市場の商品を紹介します。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

刺繍半襟 白 松葉柄 半衿 ちりめん 日本製 ポリエステル100%
価格:864円(税込、送料別)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

洗える半幅帯 リバーシブル 薄ベージュ松葉柄 彩陽織 帯単品 四寸 長尺小袋 半巾帯
価格:7452円(税込、送料無料)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

和手拭い●ぬの千代●松葉(まつば)
価格:260円(税込、送料別)

免責事項

当サイト「着物の柄」は管理人・中嶋あやが趣味で運営しています。
当サイトに掲載している着物の柄のイラスト、季節、意味は可能な限り適切・正確なものを掲載するよう努力していますが、その正確性については一切の責任を負いかねます。

また当サイトの情報を利用することで発生したトラブルや損失、損害に対しても一切の責任を負いかねます。

ご理解いただければ幸いです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

更新日:

Copyright© わかる着物の柄 , 2024 All Rights Reserved.