藤柄の着物の季節は春・通年
藤の咲く季節は4月~5月です。
ちょうど桜の季節が終わった頃から、藤が咲きはじめます。
藤が写実的、かつ単独で描かれている場合は藤が咲く半月ほど前から着ましょう。
藤が散る頃には、藤の着物を着るのは避けるようにしましょう。
藤は単独で用いると、晩春、初夏の季節感が強調されます。
デザイン化された藤の場合は、通年着ることができます。
藤柄の着物の意味
藤は古くから日本に自生する蔓性の植物です。
平安後期は藤原氏全盛の時代のため、藤原氏の象徴として尊ばれて格式高いものとなり、文様として完成しました。
藤を使った家紋も50種類以上あります。
ちらちらと風にゆれる花の房は、まるで波がさざめくようだと、万葉集では藤浪と詠まれました。
藤の花はこのように枕草子にも登場しています。
平安貴族は、その藤色を愛し藤見の宴をたびたび開いていました。
藤と組み合わせることの多い着物の柄
燕柄の着物の季節は春 燕が写実的・単独で用いられた着物は春、初夏までに着ましょう。 単衣(6月に着る裏地がない着物)の柄としてよく用いられます。 燕柄の着物の意味 燕は艶のある黒い翼と胸部の白の配色、 ... 続きを見る 松柄の着物の季節は冬・正月・通年 松は通年着ることができます。 松の着物であれば通年着ることができるため、帯によって季節感が出せます。 着回しができるため重宝する柄となっています。 松は、冬でも色が変 ... 続きを見る 唐草柄の着物の季節は通年 唐草の着物は通年着ることができるため初心者にもおすすめの柄です。 唐草柄の着物の意味 唐草は曲線を描いた葉と蔓が絡み合った様子を描いた柄です。 唐草はどこまでも蔓が伸びる様子 ... 続きを見る 霞柄の着物の季節は春・通年 霞柄の着物は春の季節感を表した柄ですが、デザイン化されているため通年着ることができます。 霞柄の着物の意味 霞は春の空がぼんやりとして遠くが見えにくい様子のことをいいます。 ... 続きを見る 源氏車柄の着物の季節は通年 源氏車に季節性はなく、通年着ることができます。 季節の花が添えられている場合には、その季節に着ましょう。 源氏車柄の着物の意味 源氏車とは、平安貴族が乗っていた御所車の車輪 ... 続きを見る
燕(つばめ)柄の着物は春に着よう
松柄の着物は冬・正月・通年に着よう
唐草(からくさ)柄の着物は通年に着よう
霞(かすみ)柄の着物は春・通年に着よう
源氏車柄の着物は通年に着よう
藤に関連する着物の柄
続きを見る 着物の柄に用いられる植物を一覧で紹介します。 基本的に、花だけがデザイン化された柄は通年、花とともに茎や葉が描かれた写実的な植物の柄は季節に沿って着るのがおすすめです。 植物の着物の柄一覧 続きを見る 八つ藤の丸柄の着物の季節は通年 八つ藤の丸は有職文様の1つして通年着ることができます。 八つ藤の丸柄の着物の意味 八つ藤の丸とは、中央にある十字型の花の周囲を、藤の文様で囲んだ柄のことをいいます。 藤 ... 続きを見る
花の着物の柄
植物の着物の柄
八つ藤の丸柄の着物は通年に着よう
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