花菖蒲(はなしょうぶ)柄の着物は春に着よう

花菖蒲柄の着物の季節は春

花菖蒲の画像
花菖蒲が写実的、かつ単独で描かれている場合はに着るのがおすすめです。

花菖蒲柄の着物の意味

花菖蒲とは、水辺に生えるアヤメ科の植物です。
花菖蒲は単独で用いられるほか、御所解のような景色の中に描かれる場合があります。


花菖蒲は花びらのもとが黄色になっています。
花菖蒲と似ている花に杜若(かきつばた)がありますが、杜若は濃い紫色の花びらに筆で描いたような白い線が入っているのが特徴です。
着物の柄としては、杜若の方がよく用いられています。
杜若(かきつばた)柄の着物は春に着よう
杜若(かきつばた)柄の着物は春に着よう

杜若柄の着物の季節は春 杜若が写実的、かつ単独で描かれている場合は5月~6月初旬(初夏)に着るのがおすすめです。 流水とともに組み合わされた場合、夏の着物のモチーフとしてよく用いられます。 他の季節の ...

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ちなみに端午の節句に菖蒲湯に入る習慣がありますが、湯に入れる菖蒲(しょうぶ)はサトイモ科で花菖蒲とは別種です

花菖蒲と組み合わせることの多い着物の柄

流水の着物の柄の画像
流水柄の着物は夏・通年に着よう

流水柄の着物の季節は夏・通年 流水が単独で描かれた場合は、夏に着るのが涼しげです。 流水は春の桜、秋の紅葉など季節感のある草花と描かれている場合が多いので、その場合はモチーフに合わせた季節に着るように ...

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中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

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