ひょうたん柄の着物の季節は夏・通年
ひょうたんの実が写実的、かつ単独で描かれている場合は夏に着るのがおすすめです。
ひょうたんがデザイン化されている場合、総柄の場合は通年着ることができます。
ひょうたん柄の着物の意味
ひょうたんは中身をくりぬいて乾燥させ、水筒のように使われました。
また夏の日差しを遮るグリーンカーテンとして活躍する身近な植物でもあります。
江戸時代には庶民の浴衣の柄としても取り入れられてきました。
ひょうたんは真ん中がくびれている様子がなんともユニークな形をしています。
葉や蔓、夕顔の白い花もまた趣があり、ともに描かれることがあります。
葉や蔓が描かれた自然のままのひょうたんは成瓢とも呼ばれました。
それに対し水や酒を入れた容器として使用されたひょうたんは「ひさご」「ふくべ」といいました。
酒器として使われたひょうたんは、漆蒔絵で装飾され飾り紐がついて表現されることもあります。
酒をイメージさせることから、ひょうたんはおしゃれな柄として主に男性の羽裏や中年向きの着物や帯に用いられてきました。
6つのひょうたん(=むひょう)は無病との語呂合わせで、無病息災を願った柄です。
小さなひょうたんが多く実をつけた千成り瓢箪は、豊臣秀吉の馬印として有名です。
ひょうたんと組み合わせることの多い着物の柄
松虫、鈴虫などの夏虫は瓜の蜜を好むためともに描かれることがあります。
他に唐草とも組み合わせられます。 唐草柄の着物の季節は通年 唐草の着物は通年着ることができるため初心者にもおすすめの柄です。 唐草柄の着物の意味 唐草は曲線を描いた葉と蔓が絡み合った様子を描いた柄です。 唐草はどこまでも蔓が伸びる様子 ... 続きを見る
唐草(からくさ)柄の着物は通年に着よう
ひょうたんに関連する着物の柄
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植物の着物の柄
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ひょうたん柄の着物の関連商品
楽天市場の商品を紹介します。
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