水車柄の着物は夏に着よう

水車柄の着物の季節は夏

水車の着物の柄の画像
水車は水辺の風景として描かれるために着るのがおすすめです。

水車柄の着物の意味

水車は「すいしゃ」のほか「みずぐるま」ともいいます。

平安時代末期には平等院近くにすでに水車があり「をかしく舞ふもの」といわれていました。
水車は閑吟集かんぎんしゅうにも登場しています。

宇治の川瀬の水車、なにと浮き世をめぐるらう

水車が動的に動く様子はおもしろく、近世初頭まで屏風絵にも用いられた画題でした。

に板をつけたもの、柄杓ひしゃくをつけたものの2種類があります。
江戸時代初期になると、柄杓に形が似たつちが描かれるようになります。
槌が描かれた水車は「槌車つちぐるま」とよびます。
打ち出の小槌
ちなみに槌は杭を打つことから、武士が敵を「討つ」ことに通じるとして、江戸時代初期より武家の家紋にもなっているおめでたい柄です。
宝尽くしを構成する文様の1つにもなっています。

水車と組み合わせることの多い着物の柄


蛇籠の着物の柄の画像
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中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

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