女郎花(おみなえし)の柄の着物は夏・秋に着よう

女郎花柄の着物の季節は夏・秋

女郎花(おみなえし)の柄の着物は夏に着よう
女郎花が咲くのは7月中旬から10月上旬頃です。
女郎花柄の着物は夏・秋に着るのがおすすめです。
まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができるからです。
女郎花単独で用いられるほか、秋の草花(桔梗、萩、撫子、葛、すすき、藤袴、竜胆、菊など)と一緒に描かれることが多いです。

女郎花柄の着物の意味

秋の七草の一つで、スラリとしたシルエットと傘状に広がった黄色い小さな花が特徴です。
着物の柄としては女郎花単独で用いられることは少なく、他の秋草や垣とともに描かれます。

名にめでて折れるばかりぞ女郎花我おちにきと人に語るな

「古今集」において僧正遍照へんじょうが詠んだ歌ですが、女郎花が女性に見立てられています。
それ以降、女郎花というと美しい女性をイメージするようになったようです。

また室町時代の歌語辞書「藻塩草もしおぐさ」に女郎花の伝説が掲載されています。
男に捨てられたと思った美しい女が、着ていた山吹の衣を脱ぎ捨てて川に身を投じてしまいました。
男は死んだ女をあわれに思い、形見の衣を身近に掛けて偲びました。
男は宮仕えをした後、数年ぶりに屋敷に戻ってみると掛けておいた女の衣が庭に落ちて女郎花の花になっていました。
男は女の魂が宿っているのかと思い女郎花に手を伸ばしましたが、花は恨めしそうに男の手を避けるように動いたというお話です。

万葉集をはじめ、源氏物語にも登場する花です。

女郎花と組み合わせることの多い着物の柄


すすきの画像
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中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

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