結び文(むすびふみ)柄の着物は通年に着よう

結び文柄の着物の季節は通年

結び文の画像
結び文柄の着物は通年着ることができます。

結び文柄の着物の意味

結び文は、文を折りたたんで一回結んだ形をデザイン化した柄です。
平安貴族の恋文にも使われた雅な形です。
やがて江戸時代には普通の書状にもこの結び文の形が使われるようになりました。
結び文は糊で封をしないかわりに封じ目に〆と引墨ひきずみします。

単純ながらコロンとした愛らしい形が好まれ、江戸時代初期から着物の柄として取り入れられるようになりました。
結び文は1つだけ、または複数を配置してデザインされます。
結び文の中には草花などを配置し華やかに描きます。

結び文と組み合わせることの多い着物の柄

四季草花(しきくさばな)柄の着物は秋・通年に着よう
植物の着物の柄

着物の柄に用いられる植物を一覧で紹介します。 基本的に、花だけがデザイン化された柄は通年、花とともに茎や葉が描かれた写実的な植物の柄は季節に沿って着るのがおすすめです。 植物の着物の柄一覧

続きを見る

結び文に関連する着物の柄

貝桶(かいおけ)柄の着物は通年に着よう
器物の着物の柄

器物文様とは、道具や生活用具を文様化したものです。 調度品や食器、楽器、装身具、遊戯具、武具、宗教具など器物文様の種類は多くあります。 江戸時代になって友禅染が登場したことにより、細かな絵画的文様を施 ...

続きを見る

結び文柄の着物の関連商品

楽天市場の商品を紹介します。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【レンタル】【訪問着 レンタル】 ジャパンスタイル 「H225 ピンクぼかし 桜...
価格:12800円(税込、送料別)

免責事項

当サイト「着物の柄」は管理人・中嶋あやが趣味で運営しています。
当サイトに掲載している着物の柄のイラスト、季節、意味は可能な限り適切・正確なものを掲載するよう努力していますが、その正確性については一切の責任を負いかねます。

また当サイトの情報を利用することで発生したトラブルや損失、損害に対しても一切の責任を負いかねます。

ご理解いただければ幸いです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

更新日:

Copyright© わかる着物の柄 , 2024 All Rights Reserved.