鸚鵡(おうむ)柄の着物は通年に着よう

鸚鵡柄の着物の季節は通年

鸚鵡の着物の柄の画像
鸚鵡は有職文様として通年着ることができます。

鸚鵡柄の着物の意味

鸚鵡は外来種のため元々は日本にはいませんでした。
鸚鵡の文様は交易によってもたらされ、正倉院の宝物にも見ることができます。
文様としては奈良時代から用いられるようになったようです。

鸚鵡は有職文様ゆうそくもんようの1つで、写真の向い鸚鵡の丸は皇后の唐衣(十二単の一番上に着る衣)などに用いられました。

鸚鵡の異国的な表現は、やがて和風の表現へと変化していきました。
鸚鵡の美しい姿が愛され、現代でも格のある文様として用いられています。

鸚鵡と組み合わせることの多い着物の柄

花菱亀甲(はなびしきっこう)の柄の着物は通年に着よう
有職文様の着物の柄

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向い蝶の着物の柄の画像
向い蝶(むかいちょう)柄の着物は通年に着よう

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花喰鳥の着物の柄の画像
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中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

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