「名物裂文様」は貿易品として鎌倉時代から江戸時代初期に中国経由で日本にもたらされたインドの更紗、東南アジアの染物品に影響を受けた文様のことです。 荒磯の柄の着物の季節は通年 荒磯の柄の着物は通年着ることができます。 荒磯の柄の着物の意味 荒磯は「ありそ」または「あらいそ」と読みます。 波間を踊る鯉をデザインした柄で、名物裂(めいぶつぎれ)の1つ ... 続きを見る 有栖川の柄の着物の季節は通年 有栖川の柄の着物は通年着ることができます。 有栖川の柄の着物の意味 有栖川とは、廃絶した宮家が所有していた名物裂に由来する柄です。 有栖川裂は数十種類あり、鈍い色合いの多 ... 続きを見る 鶏頭柄の着物の季節は秋・通年 鶏頭が写実的・単独で描かれた着物は秋に着ましょう。 季節を先取りして夏の絽の着物にも用いられます。 名物裂の1つである鶏頭金襴(けいとうきんらん)は通年着ることができます ... 続きを見る 花兎柄の着物の季節は通年 花兎の着物は名物裂のため通年着ることができます。 花兎柄の着物の意味 花と兎の組み合わせは名物裂の1つ「花兎金襴」が有名です。 花の咲いた木の下で、後ろを振り向き耳を立ててい ... 続きを見る 笹蔓柄の着物の季節は通年 笹蔓は名物裂のひとつ、笹蔓緞子(ささづるどんす)をモチーフにしているため通年着ることができます。 笹蔓柄の着物の意味 笹蔓は笹の葉と細い蔓、そして三百年に一度実をつけるといわ ... 続きを見る
主に茶道で珍重され、掛け軸の表装、袱紗(ふくさ)などに使われました。
名物裂文様の中には地名、裂(きれ)の所有者にちなんだ独特の名前がついた文様があります。
格式ある文様ですが、現在では茶道だけでなく気軽なおしゃれ着の柄としても使われています。
荒磯(ありそ・あらいそ)の柄の着物は通年に着よう
有栖川(ありすがわ)の柄の着物は通年に着よう
鶏頭(けいとう)柄の着物は秋・通年に着よう
花兎(はなうさぎ)柄の着物は通年に着よう
笹蔓(ささづる)柄の着物は通年に着よう
名物裂の着物の柄
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