熨斗(のし)柄の着物は通年に着よう

熨斗柄の着物の季節は通年

熨斗柄の着物はおめでたい柄として通年着ることができます。

熨斗柄の着物の意味

熨斗はあわびの肉を薄くはいで、引き伸ばて乾かした「のしあわび」のことをいいます。
祝事の儀式の肴に用いました。
やがて折り畳んだ紙の間に熨斗鮑を包み結納品、引き出物に添えられるようになりました。

帯状の熨斗の中には草花が華やかに配置されて描かれることが多くあります。

江戸時代から人気の柄で、現在もおめでたい柄として着物や帯に用いられています。
熨斗には「束ね熨斗」「あばれ熨斗」の文様があります。

束ね熨斗

熨斗の形をモチーフにして、細長い帯状のものを束ねた様子をデザイン化しています。

あばれ熨斗

あばれ熨斗は左右に威勢よく熨斗が跳ね上がっているもので、祝儀用として喜ばれました。

熨斗と組み合わせることの多い着物の柄


四季草花(しきくさばな)柄の着物は秋・通年に着よう
植物の着物の柄

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中嶋あや

東京女子大学・日本文学科卒業。 わたし自身、着物を着るときに「この柄、今の季節に着ていいの?」という悩みがありました。 そこで疑問に答える「着物の柄」サイトを作りました。 →管理人の詳しい紹介

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