蜻蛉柄の着物の季節は夏・通年
蜻蛉が写実的・単独で用いられた着物は7月~9月に着ましょう。
暑い盛りにいち早く秋の涼風を感じられるように、浴衣や絽の着物(夏用の着物)に用いられる柄です。
秋草と組み合わせて季節感を表現します。
総柄でデザイン化された蜻蛉柄の着物は通年着ることができます。
蜻蛉柄の着物の意味
蜻蛉は古くから親しまれてきた昆虫で、「秋津」という古名があります。
その歴史は古く、なんと弥生時代の銅鐸にも蜻蛉の文様が描かれていたほどです。
蜻蛉は前にしか飛べないことや、目玉が大きなところなどが強さを表しているとして「勝虫」ともよぼれました。
そのことから武士の間で好まれるようになり、刀の鍔や陣羽織などの武具にモチーフとして用いられました。
菖蒲と勝負をかけた菖蒲蜻蛉の組み合わせもあります。
またモノの頭(先)にしかとまらない性質から、出世を願って男児の産着の柄としても使われました。
江戸時代以降、武士以外にも着物の柄として取り入れられるようになりました。
染めだけではなく織りで表現されることもあり、なかでも蜻蛉絣が有名です。
蜻蛉と組み合わせることの多い着物の柄
秋の七草は桔梗、萩、女郎花、撫子、葛、すすき、藤袴です。 秋の野原に咲く草花がともに描かれている柄を「秋草文様」といいます。 秋よりも夏の着物や帯に涼しさを先取りして用いることが多いです。 寄り添うよ ... 続きを見る 芝草柄の着物の季節は夏・通年 芝草は秋草と組み合わせて用いられた場合は夏に着るのがおすすめです。 秋の雰囲気を先取りする柄です。 芝草が総柄、またはデザイン性が強い場合は通年着ることができます。 芝草 ... 続きを見る
秋草(あきくさ)柄の着物は夏・秋に着よう
芝草(しばくさ)柄の着物は夏・通年に着よう
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