芝草柄の着物の季節は夏・通年
芝草は秋草と組み合わせて用いられた場合は夏に着るのがおすすめです。
秋の雰囲気を先取りする柄です。
芝草が総柄、またはデザイン性が強い場合は通年着ることができます。
芝草柄の着物の意味
芝草とは、ゆるく弧を描いた三日月型の草のデザインをいいます。
古くから日本に自生している日本芝の仲間・野芝が元となっています。
芝草は万葉集や日本書紀の歌にも詠まれています。
芝草はすすきに似たデザインですが、草の幅が広く、短く描かれるのが特徴です。
芝草はアクセントに雪輪が描かれることもあります。
雪芝といい、芝草が雪をかぶった様子をデザイン化した柄です。
雪芝の中に別の文様を入れたりと華やかにデザインされた場合は通年着ることができます。
また芝草に露が降りた様子をデザイン化した柄を露芝といいます。 露芝柄の着物の季節は夏・通年 露芝柄の着物は夏に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができます。 秋草とともに描かれることが多い柄 ... 続きを見る
露芝も総柄の場合は通年着ることができます。
露芝(つゆしば)柄の着物は夏・通年に着よう
芝草と組み合わせることの多い着物の柄
撫子(なでしこ)柄の着物の季節は夏・秋 撫子は8~9月に花が咲きます。 そのため撫子柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取り ... 続きを見る 桔梗柄の着物の季節は夏・秋 桔梗柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができるからです。 桔梗単独で用いられるほか ... 続きを見る 秋の七草は桔梗、萩、女郎花、撫子、葛、すすき、藤袴です。 秋の野原に咲く草花がともに描かれている柄を「秋草文様」といいます。 秋よりも夏の着物や帯に涼しさを先取りして用いることが多いです。 寄り添うよ ... 続きを見る 雪柄の着物の季節は冬・夏・通年 雪は冬の季節感を表しますが、夏でも「涼しさ」のモチーフとして用いられます。 雪がデザイン化されている場合や、総柄の場合は通年着ることができます。 南天など冬の草花に雪が ... 続きを見る 蜻蛉柄の着物の季節は夏・通年 蜻蛉が写実的・単独で用いられた着物は7月~9月に着ましょう。 暑い盛りにいち早く秋の涼風を感じられるように、浴衣や絽の着物(夏用の着物)に用いられる柄です。 秋草と組み合 ... 続きを見る
撫子(なでしこ)柄の着物は夏・秋に着よう
桔梗柄の着物は夏・秋に着よう
秋草(あきくさ)柄の着物は夏・秋に着よう
雪柄の着物は冬・夏・通年に着よう
蜻蛉(とんぼ)柄の着物は夏・通年に着よう
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