海松柄の着物の季節は通年
海松は海藻の一種で、海辺の風景の一部として波や貝と涼やかに描かれている場合は夏に着ましょう。
デザイン化されている場合は通年着ることができます。
海松柄の着物の意味
海松は、浅瀬の岩に生える暗い緑色の海藻の一種をさします。
もともと松の葉の形に似ていることから「海松」の字をあてたといわれています。
ホヤの文様ともよく似ています。
松の文様である唐松にも似ていますが、松は中心一点から全部線を出すことに対し、海松はいくつも枝分かれした線を出すのが特徴です。
平安時代から用いられた文様で、現代では海松丸として帯に使われています。
海松と組み合わせることの多い着物の柄
海松は海の風景の一部として波や貝と組み合わせて描かれることが多い柄です。 波柄の着物の季節は夏・通年 波だけが写実的に描かれた着物は、涼しげに見えるため夏に着るのがピッタリです。 青海波など、デザイン化された波柄の着物は通年着ることができます。 波柄の着物の意味 寄せては返 ... 続きを見る 貝柄の着物の季節は春・夏・通年 貝が単独で写実的に描かれている場合は着物は3月3日頃~夏まで着ることができます。 デザイン化された貝が総柄になっている場合は通年着ることができます。 貝柄の着物の意味 ... 続きを見る 松柄の着物の季節は冬・正月・通年 松は通年着ることができます。 松の着物であれば通年着ることができるため、帯によって季節感が出せます。 着回しができるため重宝する柄となっています。 松は、冬でも色が変 ... 続きを見る 海賦の着物の季節は夏 海賦の着物は夏に着るのがおすすめです。 海賦の柄の着物の意味 波・水鳥・貝・洲浜・松などを配置した浜辺の風景を絵画的に描写したデザインを海賦(かいぶ)文様と呼びます。 平安貴族に ... 続きを見る 立涌柄の着物の季節は通年 立涌の着物はおめでたい柄として通年着ることができます。 立涌柄の着物の意味 立涌はふくらみとへこみが交互に連続する文様で、池や沼から水蒸気が立ち上る様子をデザイン化したものだ ... 続きを見る
波柄の着物は夏・通年に着よう
貝柄の着物は春・夏・通年に着よう
松柄の着物は冬・正月・通年に着よう
海賦(かいぶ)柄の着物は夏に着よう
立涌の中に海松を配置する柄も多く用いられています。
立涌(たてわく)柄の着物は通年に着よう
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