千鳥柄の着物の季節は夏・通年
千鳥が水辺の風景とともに写実的に描かれている涼しげな柄は、夏に着るのがおすすめです。
千鳥がデザイン化されている柄は、通年着ることができます。
千鳥柄の着物の意味
千鳥は鳥の種類をさす名前ではありません。
水辺に住んで群れをなして飛ぶチドリ科の鳥の総称です。
くちばしは短く、背が淡黒で腹が白く、足の指は3本です。
千鳥が川辺で自由に群れ飛ぶ姿は愛好され、万葉の時代からモチーフとして用いられてきました。
千鳥はふっくらとデフォルメされたシルエットが有名ですが、これは江戸時代以降の千鳥の特徴です。
千鳥格子(ちどりごうし)
千鳥の群れをデザイン化した柄です。
千鳥と組み合わせることの多い着物の柄
蛇籠柄の着物の季節は夏・通年 蛇籠は水辺の風景として描かれるため夏に着るのがおすすめです。 蛇籠柄の着物の意味 蛇籠は、中に石を詰めて河川の護岸に用いる円筒形の竹籠のことです。 大蛇が伏しているように ... 続きを見る 網干柄の着物の季節は夏 網干(あぼし)が単独で描かれた柄は夏に着るのがおすすめです。 網干柄の着物の意味 網干とは漁に使用する投網(とあみ)を三角円錐の形に干している様子を描いた柄です。 網干は単独で ... 続きを見る 波柄の着物の季節は夏・通年 波だけが写実的に描かれた着物は、涼しげに見えるため夏に着るのがピッタリです。 青海波など、デザイン化された波柄の着物は通年着ることができます。 波柄の着物の意味 寄せては返 ... 続きを見る 葦柄の着物の季節は夏 葦は水辺の景色として描かれるため夏に着るのがおすすめです。 秋の渡り鳥である雁とともに描かれた場合は秋に着ることができます。 葦柄の着物の意味 葦は水辺に生えるすすきに似た植物で ... 続きを見る 着物の柄に用いられる植物を一覧で紹介します。 基本的に、花だけがデザイン化された柄は通年、花とともに茎や葉が描かれた写実的な植物の柄は季節に沿って着るのがおすすめです。 植物の着物の柄一覧 続きを見る
蛇籠(じゃかご)柄の着物は夏・通年に着よう
網干(あぼし)柄の着物は夏に着よう
波柄の着物は夏・通年に着よう
葦(あし)柄の着物は夏に着よう
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