孔雀柄の着物は通年に着よう

孔雀柄の着物の季節は通年

孔雀の着物の柄の画像
孔雀柄の着物は通年着ることができます。

孔雀には2種類のパターンがあります。

孔雀柄の着物は通年に着よう

孔雀は繁殖力が強いことから子孫繁栄の象徴として結婚式によく用いられる柄です。
また孔雀は害虫や毒蛇を食べることから密教の孔雀明王（くじゃくみょうおう）のモデルともなっており「人々の厄災や苦痛を取り除く功徳」があるとされ、信仰の対象となっています。

孔雀はキジ科クジャク属の鳥の総称で、代表的なインドクジャクはインドやスリランカの平地や開けた林に住んでいます。
「日本書紀」には、推古天皇6年（598）新羅が孔雀一羽を貢献した記録が残っています。
その後もしばしば日本に渡来し、その美しい姿から平安時代には鳳凰（ほうおう）にたとえられました。

印象的な孔雀の羽は江戸時代から着物の柄として用いられるようになりました。

孔雀柄の着物

さらに昭和初期になるとアール・ヌーヴォーの影響を受けてエキゾチックなデザインが増えました。

迫力ある孔雀と華やかな牡丹はよく組み合わせられる柄です。

: 牡丹柄の着物は春・通年に着よう

牡丹柄の着物の季節は春・通年牡丹が咲くのは4月～5月です。牡丹が写実的、かつ単独で描かれている場合は牡丹が咲く半月ほど前から着ましょう。雪囲い・菰（こも）と共に描かれている寒牡丹は10月下旬～1 ...

続きを見る

: 植物の着物の柄

着物の柄に用いられる植物を一覧で紹介します。基本的に、花だけがデザイン化された柄は通年、花とともに茎や葉が描かれた写実的な植物の柄は季節に沿って着るのがおすすめです。植物の着物の柄一覧

続きを見る

: 鳳凰（ほうおう）柄の着物は通年に着よう

鳳凰柄の着物の季節は通年おめでたい柄として通年着ることができます。鳳凰柄の着物の意味鳳凰は中国から伝わった想像上の瑞兆で、麒麟、龍、亀とともに四瑞（しずい）とされました。鳳凰は鳥の王として、そ ...

続きを見る

: 尾長鳥（おながどり）柄の着物は通年に着よう

尾長鳥柄の着物の季節は通年尾長鳥とは美しい鳥として通年着ることができます。尾長鳥柄の着物の意味尾長鳥とは特定の鳥のことを指すのではなく、尾が長く姿形の美しい鳥を意味します。鳳凰に代わるものとし ...

続きを見る