撫子(なでしこ)柄の着物の季節は夏・秋
撫子は8~9月に花が咲きます。
そのため撫子柄の着物は夏・秋に着ましょう。
まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができます。
撫子(なでしこ)柄の着物の意味
撫子は薄紅色の可憐な花を咲かせます。
5つの花びらが細く分かれているのが特徴です。
おしとやかで美しい日本女性をたたえる言葉として大和撫子という言葉は現代でも盛んに使われています。
(例:なでしこジャパン、なでしこ銘柄)
万葉集の大伴家持の歌にも、撫子が登場しています。
歌意:愛しいあなたが撫子の花であってほしい。
そうであればわたしは毎朝毎朝、撫子の花を手に取って愛でない日はないだろう。
撫子の可憐さが、子どもの頭を撫でるように愛でたいと思わせることからその名がついたといわれています。
撫子は古くは常夏とよばれ、源氏物語の第26帖の名前にもなっています。
この歌にちなんで名付けられています。
着物の柄としては、鎌倉時代以降に用いられるようになりました。
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秋草(あきくさ)柄の着物は夏・秋に着よう
撫子(なでしこ)と組み合わせることの多い着物の柄
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