源氏物語柄の着物の季節は通年
源氏物語柄の着物は通年着ることができます。
源氏物語柄の着物の意味
源氏物語は平安時代に紫式部が執筆した長編の物語です。
着物の柄に用いられる源氏物語には、2種類のパターンがあります。
- 源氏物語の中のシーンを「源氏絵」のように表現した柄
- 源氏物語の特定の巻を暗示的なモチーフで表現した柄
①の源氏絵は18世紀後半になると姿を消します。
現在も用いられているのは②の「暗示的モチーフ」で源氏物語を表現する柄です。
古典的教養がある人にだけ理解できる知的な柄です。
特に武家の女性に好まれ、また能装束にも多く用いられました。
以下の夕顔、野分のように描かれるモチーフはパターン化しています。
夕顔(ゆうがお)
紅葉賀(もみじのが)
野分(のわき)
虫籠と秋草を配置して「野分」を表現した柄。
野分とは、秋から冬にかけて吹く強い風や台風のこと
源氏香(げんじこう)
桐柄の着物の季節は通年 桐の着物はおめでたい柄として通年着ることができます。 桐柄の着物の意味 桐は天界に生息する瑞祥樹のひとつとされ、鳳凰が梧桐の木に棲み、竹の実を食べるといわれてきました。 善政君 ... 続きを見る 源氏香柄の着物の季節は通年 源氏香はデザイン性の強い柄のため通年着ることができます。 源氏香とともに特定の季節の草花が描かれている場合は、その季節に沿って着ましょう。 源氏香柄の着物の意味 源氏香とは ... 続きを見る
源氏香は香合わせの名前で、5本の線の繋ぎ方を変化させた52の形に、源氏物語の52帖の名前がついています。
(源氏物語は全54帖あり、そのうちの桐壺、夢の浮橋の2つにちなんだ源氏香はありません)
源氏香には皇室、帝の象徴である桐が添えて描かれることが多いです。
桐(きり)柄の着物は通年に着よう
また源氏香は、その巻に関連する草花などを添えて描かれることもあります。
源氏香(げんじこう)柄の着物は通年に着よう
源氏物語と組み合わせることの多い着物の柄
雲柄の着物の季節は通年 雲の着物は通年着ることができます。 雲柄の着物の意味 雲には2種類のパターンがあります。 中国の神仙思想に影響を受けた雲=瑞雲 自然の風景としての雲 丸みをおびた形が優しい印象 ... 続きを見る 几帳柄の着物の季節は通年 几帳が描かれた着物は通年着ることができます。 几帳柄の着物の意味 几帳とは、簡単にいうと室内を仕切りるカーテンのことです。 平安時代に貴族の住まう寝殿造りの室内の間仕切りにし ... 続きを見る 御所車(ごしょぐるま)柄の着物の季節は通年 留袖や訪問着などの礼装用の着物に、通年用いられる雅(みやび)な柄です。 御所車(ごしょぐるま)柄の着物の意味 御所車は平安貴族の乗り物であった牛車(ぎっしゃ ... 続きを見る
雲(くも)柄の着物は通年に着よう
几帳(きちょう)柄の着物は通年に着よう
御所車(ごしょぐるま)柄の着物は通年に着よう
源氏物語に関連する着物の柄
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器物の着物の柄
物語の着物の柄
源氏香(げんじこう)柄の着物は通年に着よう
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