四君子柄の着物の季節は通年
四君子の着物はおめでたい柄として通年着ることができます。
四君子柄の着物の意味
四君子とは竹、梅、蘭、菊の4つを揃えた文様のことです。
- 竹はまっすぐ伸び、中は空洞で腹に二物がない
- 梅は他の花に先駆けて春に咲く
- 蘭は王者の香りがある
- 菊は長寿の象徴
このような特徴が中国から伝わり、日本でも江戸時代に文人が好んだことで広まったモチーフです。
着物の柄としては花の丸としてデザインしたり、地紙の中に配置することもあります。
四君子柄と組み合わせることの多い着物の柄
立涌柄の着物の季節は通年 立涌の着物はおめでたい柄として通年着ることができます。 立涌柄の着物の意味 立涌はふくらみとへこみが交互に連続する文様で、池や沼から水蒸気が立ち上る様子をデザイン化したものだ ... 続きを見る 卍繋ぎ柄の着物の季節は通年 卍繋ぎ柄の着物は通年着ることができます。 卍繋ぎ柄の着物の意味 卍(まんじ)の字を斜めに崩してデザインされた柄のことを「卍繋ぎ」「卍崩し」「紗綾形(さやがた)」と呼びます。 ... 続きを見る
立涌(たてわく)柄の着物は通年に着よう
卍繋ぎ(まんじつなぎ)柄の着物は通年に着よう
四君子に関連する着物の柄
竹柄の着物の季節は冬・春・正月・通年 竹は冬でも緑を失わないことから、主に冬の季節感を表します。 写実的、かつ単独で描かれている場合は冬~春に着るのがおすすめです。 竹と雀を組み合わせた柄は、盛夏以外 ... 続きを見る 梅柄の着物の季節は冬・正月・通年 梅が咲くのは1月~3月です。 梅が写実的、かつ単独で描かれている場合は正月から立春の頃(1月1日~2月4日頃)までに着るのがおすすめです。 梅がデザイン化されている場 ... 続きを見る 蘭柄の着物の季節は冬・正月 蘭が写実的・単独で用いられた着物は冬に着ましょう。 蘭柄の着物の意味 蘭は四君子の一つに数えられるおめでたい花です。 蘭は中国から伝わり、「善人は蘭の如し」王者の香りありと ... 続きを見る 菊柄の着物の季節は秋・通年 菊が咲くのは10月~11月頃です。 菊が写実的、かつ単独で描かれている場合は菊の咲く季節を先取りして着るのがおすすめです。 桜など他の季節を表す花と一緒に描かれた場合や、菊 ... 続きを見る
竹柄の着物は冬・春・正月・通年に着よう
梅柄の着物は冬・正月・通年に着よう
蘭柄の着物は冬・正月に着よう
菊柄の着物は秋・通年に着よう
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