燕柄の着物の季節は春
燕が写実的・単独で用いられた着物は春、初夏までに着ましょう。
単衣(6月に着る裏地がない着物)の柄としてよく用いられます。
燕柄の着物の意味
燕は艶のある黒い翼と胸部の白の配色、また2つにわかれた尾羽が印象的で、優美な姿をしています。
燕は春の渡り鳥として親しまれてきました。
また燕は常磐の国を往来する縁起のよい鳥とされてきました。
燕は毎年決まった軒先に巣を作り、子育てをする姿がよく見られます。
そのため江戸時代には燕は縁結びと安産の象徴とされていました。
燕のモチーフは鶴、雀に続いて多く登場しています。
大伴家持の歌に「燕が来ると雁が帰る」という歌があります。
燕は春を象徴する渡り鳥ですが、雁は秋を代表する渡り鳥です。 雁柄の着物の季節は秋 雁が写実的・単独で用いられた着物は秋に着ましょう。 雁柄の着物の意味 雁は秋を象徴する渡り鳥です。 雁が斜めに連なって飛ぶ様子をデザインした柄は、雁行(がんこう)といいます。 ま ... 続きを見る
古くから「帰雁来燕」ともいい、文人の画題にもなっています。
雁(かり)柄の着物は秋に着よう
燕と組み合わせることの多い着物の柄
燕は古くは藤、波との組み合わせが多くみられました。 藤柄の着物の季節は春・通年 藤の咲く季節は4月~5月です。 ちょうど桜の季節が終わった頃から、藤が咲きはじめます。 藤が写実的、かつ単独で描かれている場合は藤が咲く半月ほど前から着ましょう。 藤が散る ... 続きを見る 波柄の着物の季節は夏・通年 波だけが写実的に描かれた着物は、涼しげに見えるため夏に着るのがピッタリです。 青海波など、デザイン化された波柄の着物は通年着ることができます。 波柄の着物の意味 寄せては返 ... 続きを見る 柳柄の着物の季節は夏・通年 柳が水ともに描かれた場合は夏に着るのがおすすめです。 和歌では春の情景として詠まれることの多い柳ですが、着物の柄としては橋、水と組み合わされるため夏によく用いられます。 雪 ... 続きを見る 流水柄の着物の季節は夏・通年 流水が単独で描かれた場合は、夏に着るのが涼しげです。 流水は春の桜、秋の紅葉など季節感のある草花と描かれている場合が多いので、その場合はモチーフに合わせた季節に着るように ... 続きを見る 杜若柄の着物の季節は春 杜若が写実的、かつ単独で描かれている場合は5月~6月初旬(初夏)に着るのがおすすめです。 流水とともに組み合わされた場合、夏の着物のモチーフとしてよく用いられます。 他の季節の ... 続きを見る 蝶柄の着物の季節は春・通年 蝶は春の花々と描かれている場合は春に着るのがおすすめですが、秋草と組み合わされることも多く、単独の文様であれば通年着ることができます。 蝶柄の着物の意味 蝶は別名「胡蝶(こ ... 続きを見る
現代では柳、雪解けの流水との組み合わせが多くあります。
藤柄の着物は春・通年に着よう
波柄の着物は夏・通年に着よう
柳柄の着物は夏・通年に着よう
流水柄の着物は夏・通年に着よう
杜若(かきつばた)柄の着物は春に着よう
蝶柄の着物は春・通年に着よう
燕に関連する着物の柄
続きを見る 雁柄の着物の季節は秋 雁が写実的・単独で用いられた着物は秋に着ましょう。 雁柄の着物の意味 雁は秋を象徴する渡り鳥です。 雁が斜めに連なって飛ぶ様子をデザインした柄は、雁行(がんこう)といいます。 ま ... 続きを見る
動物の着物の柄
雁(かり)柄の着物は秋に着よう
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