秋の七草は桔梗、萩、女郎花、撫子、葛、すすき、藤袴です。
秋の野原に咲く草花がともに描かれている柄を「秋草文様」といいます。
秋よりも夏の着物や帯に涼しさを先取りして用いることが多いです。
寄り添うように咲く秋草の文様は、うつろいゆく時の悲しさを思わせる「静寂」のモチーフでもあります。
現代では、通年着られるようにと四季の草花を一緒に集めた着物や帯が多くなりました。
このように秋草は万葉集にも詠まれているモチーフです。 すすき柄の着物の季節は夏・秋 すすき柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができるからです。 すすき単独で用いられ ... 続きを見る 撫子(なでしこ)柄の着物の季節は夏・秋 撫子は8~9月に花が咲きます。 そのため撫子柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取り ... 続きを見る 桔梗柄の着物の季節は夏・秋 桔梗柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができるからです。 桔梗単独で用いられるほか ... 続きを見る 萩柄の着物の季節は夏・秋 萩柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができるからです。 萩柄の着物の意味 萩という漢 ... 続きを見る 女郎花柄の着物の季節は夏・秋 女郎花が咲くのは7月中旬から10月上旬頃です。 女郎花柄の着物は夏・秋に着るのがおすすめです。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい ... 続きを見る 葛柄の着物の季節は夏・秋 葛柄の着物は夏・秋に着ましょう。 まだ残暑のきびしい時期(8月8日~9月初旬頃)に着ることで、一足先に涼しい秋を先取りすることができるからです。 葛単独で用いられるほか、秋の ... 続きを見る 菊柄の着物の季節は秋・通年 菊が咲くのは10月~11月頃です。 菊が写実的、かつ単独で描かれている場合は菊の咲く季節を先取りして着るのがおすすめです。 桜など他の季節を表す花と一緒に描かれた場合や、菊 ... 続きを見る 竜胆柄の着物の季節は夏・秋 竜胆が見頃となるのは9月頃です。 竜胆が写実的、かつ単独で描かれている場合は夏、秋に着るのがおすすめです。 竜胆柄の着物の意味 竜胆は秋に薄紫色の鐘状の花を咲かせます。 他 ... 続きを見る
すすき柄の着物は夏・秋に着よう
撫子(なでしこ)柄の着物は夏・秋に着よう
桔梗柄の着物は夏・秋に着よう
萩柄の着物は夏・秋に着よう
女郎花(おみなえし)の柄の着物は夏・秋に着よう
葛(くず)の柄の着物は夏・秋に着よう
菊柄の着物は秋・通年に着よう
竜胆(りんどう)柄の着物は夏・秋に着よう
秋草と組み合わせることの多い着物の柄
意外ですが、秋草と蝶の組み合わせも多くあります。 蝶柄の着物の季節は春・通年 蝶は春の花々と描かれている場合は春に着るのがおすすめですが、秋草と組み合わされることも多く、単独の文様であれば通年着ることができます。 蝶柄の着物の意味 蝶は別名「胡蝶(こ ... 続きを見る 鹿柄の着物の季節は秋 鹿が描かれた着物は秋に着るのがおすすめです。 鹿柄の着物の意味 鹿は中国では鹿は長寿の仙獣とされ、鹿の角は不老長寿の霊薬だと考えられてきました。 日本でも銅鐸に描かれるなど古くか ... 続きを見る 流水柄の着物の季節は夏・通年 流水が単独で描かれた場合は、夏に着るのが涼しげです。 流水は春の桜、秋の紅葉など季節感のある草花と描かれている場合が多いので、その場合はモチーフに合わせた季節に着るように ... 続きを見る 月柄の着物の季節は秋・通年 月をデザイン化した柄は通年着ることができます。 秋草、うさぎと共に描かれた月の場合は、中秋の名月の頃である8月後半から9月が似合います。 月柄の着物の意味 月と太陽は信仰の ... 続きを見る 雀柄の着物の季節は通年 雀は一緒に描かれたモチーフに合わせて季節感を楽しむ柄です。 小さい雀=春 稲穂+雀=秋 竹+雀=通年(盛夏以外) 雀のみが描かれた着物は通年着ることができます。 雀柄の着物の意 ... 続きを見る 蜻蛉柄の着物の季節は夏・通年 蜻蛉が写実的・単独で用いられた着物は7月~9月に着ましょう。 暑い盛りにいち早く秋の涼風を感じられるように、浴衣や絽の着物(夏用の着物)に用いられる柄です。 秋草と組み合 ... 続きを見る 武蔵野柄の着物の季節は夏・秋 月とすすきが描かれた武蔵野の着物は夏、秋に着ましょう。 武蔵野柄の着物の意味 武蔵野とは、すすきや秋草が生い茂る野原に月を配置した柄です。 関東平野の西部に位置する武蔵野 ... 続きを見る 四季草花の柄の着物の季節は通年 四季の草花が描かれた柄の着物は通年着ることができます。 四季草花の柄の着物の意味 春夏秋冬、それぞれの季節を代表する草花が描かれている便利な柄です。 着物初心者は1枚持 ... 続きを見る
蝶だけでは可愛らしい印象になりすぎることがありますが、どこか寂しげな風情の秋草と合わせて用いることで画が締まります。
蝶柄の着物は春・通年に着よう
鹿(しか)柄の着物は秋に着よう
流水柄の着物は夏・通年に着よう
月柄の着物は秋・通年に着よう
雀柄の着物は通年に着よう
蜻蛉(とんぼ)柄の着物は夏・通年に着よう
武蔵野(むさしの)柄の着物は夏・秋に着よう
秋草が四季の草花とともに描かれた場合は通年着ることができます。
四季草花(しきくさばな)柄の着物は通年に着よう